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565: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/08/13(月) 18:16
昔読んだマンガです。


タクシーの運転手が車を走らせていると
全身ずぶぬれの女が手を挙げている。運転手は
心の中で「なんか嫌なんだよなぁ~、こういうのは‥‥」
とつぶやきつつも車を止め女を乗せた。
顔はうつむきがちで、前髪が長くてよく見えない。

「どちらまで?」
いつも客に尋ねるように聞くと
「‥‥この道まっすぐ‥‥」
ぼそっとした声がかえってきた。
居心地の悪い静けさが車内に流れた。
「あの~、行き先は?」
と聞くと、ミラー越しに凄い顔をして睨み付けられた。
なぜかガチガチ歯を鳴らして震えている。
これはマジでやばい!そう思った運転手は
女のいうまま国道をひた走った。

途中、運転手の自宅近くにさしかかった。
今日は息子の10歳の誕生日だ。プレゼントも
さっき仕事の合間に買ってきた。今日家に帰れるのは
おそらく深夜をまわってからだろう。運転手は
ふと、そうだ今ならもう遊びから帰ってきて
家にいるはずだ。毎朝家を出るとき、息子はまだ寝ていて
帰宅時にはもう寝ている。折角の誕生日、その日のうちに
プレゼントを渡そう!と仕事中、客を乗せているにも
かかわらず考えてしまった。

続く

566: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/08/13(月) 18:17
「あのぅ、うちこのすぐ近くでして、2~3分で戻って
きますので、ちょっと寄らせていただけませんか?」
女は相変わらず震えていたが、怖い顔のまま黙ってずうなずいた。
運転手は助手席に置いてあった、綺麗に包装紙が掛けられた
プレゼントを手にすると、小走りに細い路地に入っていった。

車に残された女は震える体をさすりながら、ドアを開けた。
運転手が入っていった路地を睨み付けるようにながめると
外に出て運転手の後を追うように、細い路地に入る。
とたんに女の顔が見る見る青ざめていく。

彼女は見てしまったのです。今まさに葬儀を終え、走り
去ろうとする霊柩車の助手席に、すすり泣く女性と
彼女が持っていた写真。あの運転手だった。

元の車道に出ると、タクシーは何処にもなかった。
待ち合わせに送れそうになり慌てて家を出るも
水やりの管理人から水を掛けられ、着替える時間も
ないので取り敢えずタクシーを拾ったら、おっそろしく
冷房効きまくりでガチガチ震えが止まらないし、運転手は
運転手で寄り道したいだぁ?でも、もう時間には遅れてるし
2~3分も同じことだな、なんて呑気に思ってたのに。

っていうオチです。マンガは結構意外な結末風に書かれてて
面白かったんだけど、文才無くてスマソ~。

コメント

コメント一覧

    • 1. 名無し
    • 2016年08月21日 00:24
    • つまらん。
    • 2. なす
    • 2017年05月20日 18:09
    • ホント文才ないな
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