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source: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1406618076/

148: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/30(水)19:28:01 ID:HNdX0twwr
俺がネトゲをしていると、親父が帰ってきた。
そして俺を呼ぶ声がした。

俺は、怒られるのだと察していた。
ネトゲをログアウトし、リビングへ向かうオレ。

親父「警察から電話あったぞ、お前今何才だ?」
お決まりの切り出しで怒られた。
ただ、怒っていたのは初めだけで、本題は別の所にあった。

親父「あの幽霊に会いに行ったのは本当か?」
祖母が話していた様だ。

親父「……どうだった?」
オレ「普通の優しい子だったよ……」
親父「悪い気配はしなかったのか?」
オレ「まったく、そんな感じはなかった」

親父「そうか……いやな、実家から電話が来たんだ」

149: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/30(水)19:35:08 ID:HNdX0twwr
親父が言うには、親父の実家で寝たきり状態の祖父が呟いたのだと言う。

親父「オレを呼べ―って。オレ、こっちに来い!ってな」
それを聞いたオヤジの兄、俺から見て伯父さんが慌てて親父に電話したそうだ。
そして、一昨日のことと、S子のことを話ししたらしい。

親父「結果、親戚のそう言うのが強い人から電話が来てな」

親戚「オレ君に憑いているの地縛霊か何か?またなのかな?」

霊視と、言う行為を行ったそうだ。
お札に名前を書き、その人物の霊的空間を見るだとかなんとか。

その結果、昔憑けられた守護霊とはべつの、大きな黒い影が見えたらしい。

親父「親戚が言うには、守護霊が守れる範囲だけど、あまりにも酷いならお祓いしようっとの事だ……」
オレ「なら、本当に問題ないよ……。それに守護霊強いでしょ?」
親父「まあ……そうだと聞いているが……」

オレ「平気だよ、それに本当にS子は悪い子じゃない」
親父「そうか……なら、一つ決めて貰いたい」

親父「 お 前 は そ の 子 に 何 を し て や り た い ん だ ?」

その場で答えは出なかった。
いや、何となくだが、出したくなかった。

もっとS子と話がしたいと、その時は思えていたからだ。

150: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/30(水)19:37:01 ID:HNdX0twwr
キリの良い所で、ご飯食べてくるわ。
まだまだ、続く。

151: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/30(水)19:53:56 ID:HNdX0twwr
すまん、やっぱり今日はここまでにしておく。
適当に質問あったら答えるよ。

ちなみに上司、迷子らしい。このままにしておくべきだろうか。

152: 名無しさん@おーぷん 2014/07/30(水)19:57:25 ID:8QQdisZrW
1乙ー!!
楽しみにみてるから明日もがんばてー!

153: 名無しさん@おーぷん 2014/07/30(水)20:20:45 ID:JgfTsm8QC
上司 案内したってw

S子ちゃんが見てる世界は歪んでるってあったけど、いちの事はハッキリ見えてるの?
あと、S子ちゃんは自分の姿が見えないの?

154: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/30(水)21:34:31 ID:HNdX0twwr
無事上司と一杯してきました。
レスに返答するわー。

>>152
ありがとう。

>>153
歪んでるのは時計とか時間の部分限定らしいけど、
ネタバレちゃうけど、この先で一緒にいて時間が見えたのかなーって所は結構あったよ

あと、見えている所の視界が気が付くとメチャクチャになってるみたい
>>53の『世界が灰色だったり、薄い青色だったり、ぼんやりとし過ぎて光の区別がつかない』って説明にしたけど
こう説明したまでの話を聞く限り、白黒テレビ状態だったんだと思う。一色の世界みたいな。

S子「目の前が凄い光に包まれてて、眼を開けられなかったり。
 かと思えば、うっすらうす暗かったり。
 ただ日頃は灰色だったり、薄い青色だったり、そう言う風に見えてて、昼と夜の区別がつかないの」

って言ってたと思う。もっと違う言い方だった気がするけど。
生活に支障は出てなさそうだったよ!

あと、S子は自分の姿は見えていたはず。
自分の身体の位置も、仕草とか見ている限り、顎触ったり手を話さったり、スカート隠したり。
たぶん分ってたのかな。

156: 名無しさん@おーぷん 2014/07/30(水)22:37:25 ID:mN8gE6I2e
俺が一日たたせるからはよ

157: 名無しさん@おーぷん 2014/07/30(水)22:41:25 ID:Lz6l0Cr4f
このスレ急かす奴多すぎるだろwwwwはよはよとかニコ厨臭すぎwwww

イチさんは、昔から霊感あったのか?
あとS子は誰に似ているの?
二次元でもいいから教えてくれ

にしてもイチ変態過ぎ、リアルでそこまで興奮してたら逮捕されるぞ

160: 名無しさん@おーぷん 2014/07/30(水)23:56:40 ID:QZSzYlPCh
>>157
お前は人のこと言えないというか正直1番臭いからもう少し落ち着いたら?

158: 名無しさん@おーぷん 2014/07/30(水)22:58:16 ID:FxrHzCc6m
>>157
俺は本田翼で再生してるわ

159: 名無しさん@おーぷん 2014/07/30(水)23:16:04 ID:Lz6l0Cr4f
俺は堀北真希かな。

イチ参考URLをおいておくよ
http://matome.naver.jp/m/odai/2133087022813737801

162: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)07:01:29 ID:NxZVmT20u
おはよう。今日は休みだし、頑張って話を進めて行くよ。

>>153
今一、回答間違えてたな……ww
俺の顔は、そんな状態の視界だけど見えていたと思うよ。

それと、人の顔の区別はつくみたいだった。
生きている奴と、生きていない奴も。例えば、公園の女とかね。

>>156
眼を閉じて、眼を開けたら、翌朝だった。お前スゲーな。

>>157
昔から霊感云々は、書いてある通りはっきりしないけどあったよ。
覚えてないだけで、親父やおふくろに聞くと結構教えてくれる。
今はバッチリあると思う。S子のおかげなのかな……w

>>158-159
今検索してみたけど、どちらも可愛いね。
俺の童貞補正パワーもあるんだけど、>>159のURLの中で似てそうなのは、

堀北と大川を合わせたような感じかな……。
もう少し顔が子供っぽいけど、なんていうか……大人な顔つきもしてた、本当に美人な子だったよ。

163: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)07:13:46 ID:NxZVmT20u
今日は休みだしと書いたが、この先当分休みだし、昨日のは休日出勤だわ。
あと、……とある奴にスレ発見されて見辛い言われたので改行大目、漢字少な目で書きます。

>>149の続き。

オレの頭の中で、親父の言葉が変にグルグルしていた。
心のどこかでも、たしかにS子に何をしたくて接触しているのか分かってなかった。

そんなボーっとしながら、夕食をすませ、二階へ上がった。

いつもの様にパソコンの前に座り、ネトゲをしようと思うが、どうも気分は乗らなかった。

オレ(S子に何をしてやりたいか……)
最初は流れで『成仏』なんていう漠然としたことをいっていたが、
いざ目の前にくると、こうも考えさせられるものなのか、と悩んだ。

ぐるぐるぐるぐる……そう30分ぐらい考えて。
その間、2ちゃんやネットでお祓いについて検索して。
S子の可愛らしい姿を想像していたら……ゲフンゲフン

賢者モードになった所で結論だした。
オレ「いやいや、成仏が一番正しいんだろ。正しくなければ、お祓いやお葬式なんかやらない」

オレ「成仏してもらうのが、一番だ」

164: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)07:19:07 ID:NxZVmT20u
ただ、俺が考えた成仏とは別だった。
集めた情報から導きだした、俺の考えは。

『自分が死んでいることに気がつけていない』のは、かわいそう。
それを強引にお祓いして昇天させるのも、如何な物だろうか。

かと言って、それを強引に話、除霊するのは、
テレビの心霊番組の除霊合戦みたいな泥沼化になる可能性があるそうだ。

やはりS子自身に気がつき、受け入れてもらうのが良いのであろう。

ただ、S子はどう思っているんだ……?

もう一度、明日聞くことにした。

165: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)07:25:07 ID:NxZVmT20u
社長『寝る前にいいかな?』
スカイプの音がなった。
社長からの個人通話だった。

社長「結局、その子をどうするか決まった?」
オレ「成仏してもらえるように……頑張ろうかと……」
社長「オレ君は素人だよね?」

少しカチーンときたが、心配しての言葉だろう。

社長「……まあ、これから先大変かもしれないが、相手する以上はしっかりしなさいな」

オレ「その、解体工事で社長が憑かれた子供とはどうやって接しているのですか?」
オレはふと思い尋ねてみた。

あの話が本当なら、十数年は付き合っている仲だろう。
それに今の立場なら、祓えないと言った霊媒師と、別の霊媒師と縁は有る筈だ。
なぜ、祓ってもらえないのか。

社長「そうだねー……、ある意味、私への戒めもあるんだ」
若いころの失敗を糧にしている。
この経験を常に活かせるようにするために、こうしている。

なんと言う、ご立派なお人なんだ。

社長「ただ……、いつの間にか可愛く見えて来てしまってねw」

お い お い マ ジ か 、 社 長 。

166: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)07:31:09 ID:NxZVmT20u
社長「キミに紹介した神主さんなら、祓えると言うのだけど、私は祓ってもらうつもりはないんだ。
 たしかに怪奇現象もあるし、それが理由で失った友人もいる。(詳しくは知らない

 でも別に悪い事ばかりではなくてね。

 私が憑かれている時、肩をもんでくれたり、足を撫でてくれたり。
 そうすると、気持ちも身体も楽になる。

 元々が”座敷童”と言われる神様的霊だったのも理由かもしれない。

 とは言え、精神的に責めてくる事もあるけどね……w」

座敷童……、
社長に憑いていたのはロリだったのだ。

167: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)07:38:07 ID:NxZVmT20u
オレ「ああ……ロリコンな理由がわかりました」
社長はゲーム内でも有名なほどのロリコンだ。
使用しているキャラクターも、中々可愛らしい女の子だ。

社長「はっはっはww私も実はそう思っているw

 こういうのが”影響されてる”って言うそうだ。
 まあ神主は『霊のせいにするな』って言っていたがな……」

オレ「……俺も大丈夫だったりしますかね?」
俺はそう思えてきた、てか、成仏させなくても……などと言う、淡い妄想は直に砕かれた。

社長「それは違うよ。

 私の場合は、ある意味『悪霊じゃない、座敷童だ!』って言う保証があった。
 家を壊したとき、何となくそれを察していた。

 悪い事をしてくるけど、悪い幽霊じゃないってね。

 ただ、オレ君のS子がどう言う霊かは、私には分からない。
 悪霊じゃないにしても、成仏できない可哀相な霊なんじゃないかな。

 それに、霊って言うのはなるべく成仏できる方がいいんだ。
 お盆や、特別な日に、家に帰ってくる。
 その子は自分の家も分からないんだろ、それはかわいそうじゃないか?」

オレ「……。」
何も言えなかった。
ただ、社長は間違ったことを言っている訳じゃないと、感じた。

168: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)07:43:41 ID:NxZVmT20u
オレ「とりあえず、明日S子と話して決めます」

社長「……そうか。いい結果に終わることを願うよ」

そう話を終え、俺は眠りについた。

夢の中で、またしても怒男が出てきた。

怒男「……お前と言う奴は」
もう、なんて言うか……、

aa
こうなってた(ズレてたらごめん。

169: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)07:54:57 ID:NxZVmT20u
その後、何かを怒男に怒られた。

怒男「一体、君はなぜ気が付かない……」
オレ「?」

怒男が言うには、俺がS子と接触している時、
オレの体に起こる異変を多く祓っていると言う内容だった。

ただ「あまりにもオレが気が付いていない!」と思ったらしく、腕だけは異常状態にしていたのだと。
それに気が付いていたと、告げると、露骨に「(´Д`#)ハァ?」と顔をされた。


怒男「まったく……」
オレ「あの……怒男さんは、S子のことどう思いますか?」

怒男「…………単純に言うなら、あそこまで強いのに会うのは久しい。
 ただ、強すぎるだけで、悪いものではなさそうだ」

オレ「おおっ」

怒男「今はな。この先、長く付き合うのだとしたら、私は君を守れる自信がない」

おい、守護霊。
と、思ったが、守護霊も見切りをつけることもあるのだろう。
いや、それともS子が強すぎるのだろうか?

怒男「それと、目が覚めたら、数珠を確認するといい。
 君がどういう者と居るのか分かるだろう」

その後、怒男は終始ため息をついていた。

170: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)08:01:18 ID:NxZVmT20u
目が覚めた。もう周囲は明るくなっていた。
子の感じ的にS子は来ていないだろう。

オレは昨日夢の中で怒男に言われた事を思い出し、カバンを確認した。

オレ「……!」
今でも胸がバクッ!て音を立てたのを覚えている。
てか、アレが胸が飛び出しそうになるとか言う状態なのだろうか。

オレ「S子って……なんなんだよ……」
カバンの中を確認したオレは思わず声に出したと思う。

数 珠 は 粉 々 に な っ て い た 。

ゴムではない、糸で纏められた数珠だったが、その紐だけを残し、数珠は粉々だった。
カバンの中がすさまじくお香の香りが充満していた。

何処かにぶつけた記憶も、そうなる様な事をした覚えもない。

……S子の仕業なのだろう。
これは意図的な物かどうか……今日は、結構強く聞くしかなさそうだ。

171: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)08:07:50 ID:NxZVmT20u
家で遅い朝食を食べていると、S子の気配がした。
急いで食べ終え、門を確認すると、やはりいた。

肩まで伸びた髪の毛、学生服を着た、黒ストッキングで、ナイスボディな女の子が。
キョロキョロと背伸びしながらこちらを覗き込んでいた。
そして俺の顔を見つけると「ニコッ」と笑い手を振ってきた。

何ちゅうかわいい子なんだぁああああああああああああああああ、と俺の心は暴走しかけた。

オレは直にしたくをし「出かけてくる」と祖父と祖母に言う。

祖父と祖母は「ああ……気を付けてね、警察の厄介になるなよ」と言った。

外に出て、一言目はS子の方だった。

S子「あれ、オレさん……今日はなんか近寄りやすい」

オレの第二の危機は、この日に訪れた。

172: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)08:32:01 ID:NxZVmT20u
その日は、少し遠出した。
家から遠いところにある植物園にである。

幼い頃から、なんでこういう所を作ったんだ?と何度も疑問に思いながら、数度訪れた事がある場所だ。
お祭りでしか見ない様な屋台や、当園で作ったキュウリ棒が自慢らしい(詳しくは今も知らない。)

避暑地には最適で土日は無料である。
その為か、DQNやホームレス、少しの親子ずれがいたが、それでも広すぎる園内。

人気が無い所など沢山あった。……主に日当たりだったが。

173: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)08:55:41 ID:NxZVmT20u
S子「オレさんどうしたのですか、元気ないですよ(´・ω・`?)」
オレ「オレ、あ、いや!そんな事はないよ!(・∀・;)」
S子「この時期は暑いみたいだし……」
オレ「え……だだ、大丈夫だよ!デブだし痩せるしちょうどいいよ!(・∀・!)」

S子「……やっぱり私のせいですか?」
オレ「え?」
S子「昨日考えていたのですけど……やっぱり、私が居ると変なこと起きていますよね?」
オレ「……まぁ」

あんなに朝意気込んでいたくせに、S子の方からそれを察して聞かれてしまった。
S子の顔は真剣だった、あんなにかわいい子が、今はジッと見て来ている。

オレ「……S子が初めて、俺の家に来た時のことは話したよね?」
S子「はい」
オレ「ラップ音って言う怪奇現象と、黒い水たまりがーって」
S子「……うん(`;ω;´)」
少しS子が泣きそうな顔をしていたが真剣に聞いてきたので、俺は構わず続けた。
こう言うのがモテない理由だろうな。

174: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)08:59:04 ID:NxZVmT20u
オレ「実はそれだけじゃないんだ……」
S子が俺の肩に掴まると腕に異常が出ること、
親父の親父が使っていた数珠が砕け散っていたこと、
怒男から聞いた話(多分守護霊と説明して)。

S子「ごめんなさい……、ごめんなさい(´;ω;`)」
S子は只管謝りだした。

恐らく俺の胸が苦しかったのは、S子のチカラとは別の理由だろう。

オレ「S子さん……(・∀・;)」
S子「ごめんなさい……昨日も私のせいでお巡りさんに捕まっちゃうし……」

この時、風も吹いていないのに植物園の木々が激しく揺れていた。
どこかのDQNが「え?え!?なに!?マヤの大予言!?」とか騒いでいたと思う。

それぐらい揺れてた。なお、地面などは揺れていない。

176: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)09:04:40 ID:NxZVmT20u
オレ「だだだ、大丈夫だよ!掴まってないよ!注意されただけだよ!」
S子「でも……でも……(;∀;)」

オレ「でもじゃない!本当に大丈夫だから!」
適当に励まそうと頑張る俺。
ただ、女心を読めないオレ。

S子「本当のことを言ってよッッッ!!!!!!」

木々『 ガサガサガサ!ガタガタガタ!ガッタン!』

ちょーーーーーーーーー、木が揺れた。

オレ( ゚д゚)ポカーン

そりゃ、蒼い葉がボトトッて落ちてくれるぐらい揺れた。
失礼ながら俺は死を覚悟した。

S子「……うう(´;ω;`)ごめん」
オレ「へ、平気だよ……ただ落ち着いて……お願い、俺も悪かったよ」

177: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)09:08:59 ID:NxZVmT20u
俺は、すぐに2ちゃんねるの怖い話だか何かで読んだ、悪霊化した話を思い出した。

きっと負の感情を与えては駄目だ。きっとそうだ。

とにかく、この状態を何とかしないと、俺のみも、S子もいたたまれない!!
てか木がすっごい!なにこれすっごい!
S子もそんな悲しそうな顔しないで!こっちを向いて!うわあああああああああ!

頭に過るのは、ネトゲで俺らをまとめ上げる、あのカリスマスターの姿。

オレ「……オレの話を聞いてください」

そう……、 社長の真似 を始めたのだ。

178: 名無しさん@おーぷん 2014/07/31(木)09:11:24 ID:bC5sAWkgy
しゃちょサンww

179: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)09:18:00 ID:NxZVmT20u
S子「は、はい……」
S子は急に大人しくなった。そして俺の顔を泣き顔で真剣に見つめる。

オレ(社長、社長……アンタの切り出し文句、すげーっすよ――ッ!(;^ω^)ロリコン言ってごめんな!)
そんな風に社長の凄さを再確認しながら、S子に話した。

オレ「S子さんは、別に……そうしたくてしている訳じゃないでしょ?」
S子「うん……殆どそうだよ……」
オレ「ほんど……って言うと、意識して出来ることはあるの?」
そうだ、社長は聞く所は相手の心容赦なく聞いてくる。
こういう感じが良い。

S子「そう言う訳じゃないけど……昨日のおまわりさんの時は……」

聞くと、警察官の時は「オレさん助けなきゃ!」と必死に頑張ったら、ああいう事が出来たらしい。

オレ「……ってことはね」

オレ「つまり、それ以外の、家のラップ音や水たまりや、腕の変化や、数珠など。
 君はまったく意図しないでやっているって事じゃん、それって悪いことなのかな?」

S子「(´;ω;`)でも私、迷惑じゃ……」

オレ「オレの話を聞いて。
 俺は思うんだけど、そうなってるなーって気が付けてるだけで偉いと思うよ。
 たしかに治せれば凄く良いけど、治らないなら仕方がない。

 いつか治れるようになれば、いいじゃないかな。急ぐことでもないよ」

S子「……はい(´^ω^`)」

180: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)09:25:37 ID:NxZVmT20u
S子が笑ってくれた、いや、泣いていたけど。
でも、素敵でかわいい笑顔だった。

オレ「……うし、気分転換に歩こうか」
S子「は、はい……!」

その時、一応周囲を確認する。
DQNが馬鹿騒ぎしているだけど、こっちの異変や、コッチが原因だとは思ってなさそうだ。

オレ「うし、行きますか」
S子「は、はい……」

俺は励ますつもりで園内を見て回った。

この歳になってから見まわる植物園は少し小さく感じた。
あの飽き飽きと見ていた花も「綺麗だなー」とか思える様になって、不思議な感覚だった。

何より、となりに女の子がいるのが、もの凄く………………ものすっごく、良かった(´∀`*)
そうとしか言えなかった。

しかも、可愛いんだよ。

花を見てて「あ、花だー」とか、指さして「鳥がいるー」とか、
もっと近くで見たいとか言って、柵をすり抜けて見に行っちゃったりとか。

オレ「……(^ω^)うん、かわいい」
S子「近くで見たら、そうでもなかった……あははw」
オレ「wwww」
S子「色分からないけど、綺麗な花なんだろうねーw」

オレ「すごくきれいな花だよ」
それ以上に、君の方がとか、なんだとか、童貞拗らせて、
脳内床ばんばん叩いて、顔真っ赤ッかになっちゃってて。

もう、わああああああああああ(^ω^)

落 ち 着 け オ レ 。

181: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)09:37:48 ID:NxZVmT20u
落ち着いた。

結構時間を潰し、ゆっくりと花壇ゾーンを歩いていたときだ。

名前は分からないけど、色とりどりの花が咲いていた。
説明には四季ごとの花が咲くように出来ているらしい。

S子「オレさん、私って怖いですか?」
オレ「……怖くないって言えばウソになるよ」
S子「そうですか……」
オレ「でも、こうして話しているのは楽しいよ(・∀・)」

全部本当の気持ち。てか、怖いって気持ちはあんまりない。
怖い事が起これば怖いって思うのが普通だし、それ以外の時は「幸せ〜ふにゃ〜」って俺は思ってた。

S子「オレさんって、本当にやさしいですね」
オレ「え、そ、そうかな……」

口元がモニャモニャした。

S子がそれを指摘してイタズラに笑ってくる。

老婆「あら、仲が良いのねェ〜」

そんな状態の時に、 突 然 の 老 婆 (しかも、S子見えてる。

オレ・S子「「え?」」

老婆「あれ、今の子はどこに……?」
80ぐらいの見事な婆様だ、そう言えばお年寄りをよく見かける。

オレ「な、なんのことですかーw」
そう言うが、S子は俺の後ろに隠れていた。
え、何で隠れるんだろう。すごくかわいいだけど、

老婆「はて……?」
その後老婆に、花の話をつき合わされ、時間が1時間ぐらい過ぎた。

なんであんなに花の話長いんだろう。

S子はその間、俺の近くの花や屋台を見て回っていた。

182: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)09:42:45 ID:NxZVmT20u
オレは、花が詳しいと思い、老婆に聞いてみた。

オレ「●●にあった青い?白い?みたいな花ってなんですかね」
先ほど、S子が見に行った花だ。

老婆「水辺にあったやつかい?(・〜・?)」
オレ「そう、それです!」

この老婆が植物園マスターか。

老婆「そりゃ、スイレンだね(・∀・)」
オレ「ほうほう……」
老婆「その花が好きなのかい?」
オレ「はい」
老婆「言い花だよ。花言葉は『純粋』だったかの」

183: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)09:55:22 ID:NxZVmT20u
老婆の息子たちが迎えに来て、連れて帰って行った。

S子「……長かったね」
オレ「お年寄りはね……w」

む、なんかいじけてないか?

S子「そうですか……」
オレ「ところで、なんで隠れたの?」
S子「匂いが……」
オレ「え、匂いは分かるの……?」

S子「違うの、あのね……昨日オレさんに会ったときもしていたんだけど、
 すごく薬みたいな、線香かな?、そんな感じの匂いがしてたの。

 その匂いがする人は、前々から近寄りづらくて……。
 近寄ると押し返されるみたいな感じがしたの」

オレは服の匂いを嗅ぐ。
……うん、オッサンな匂いだ。

S子「ただ、今日はオレさんから匂いはしないし、凄く近寄りやすいよ!」
ニッと愛想笑いでS子は言った。

オレ「本当に?」
S子「……少ししているけど、昨日ほどじゃ」
オレ「なんなんだろう……」

察するに数珠のことだろう。凄い匂いしてたし。

S子「でも、昨日帰る頃には匂いはしなくなってたよ!」
あ、多分その時だ、砕けたの。

そう思いながら俺は言わずにコーラを飲んでいた。

184: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)10:02:48 ID:NxZVmT20u
その後は、適当に遅いお昼を食べ、適当に雑談した。
今日のお題は、日頃何をしているかーだった。

バイトがある時以外は、ネトゲー漬けのオレだ。
それでもS子は「知らない人と遊べるってすごいよ!」と、何故か励まし気味にほめられた。

S子「やっぱオレさんは、そう言う人なんですよ……w」
フフッと、笑うS子は凄い可愛い……。

オレ「S子さんは?」
S子「うーん……、いつもボーッとしてたかな」
オレ「時間の感覚って……?」
S子「そうだね……特に感じないかな?」
オレ「そっか、不便だねー……」

S子「……でも。」
S子が小声で言う。

S子「オレさんを待ってるときは長く感じるなー」
照れくさそうにS子は言う。
チラッと俺の顔を見て、目線をそらす。

あかん、オレ、オレの胸よ、鼓動よ、息子様よ、鎮まりたまえ。
俺は動揺し、興奮し、何も言えず、

S子をガン見してしまったorz

S子「へっ……wなんですかw」
オレ「いやいやいやいや、なんでもないw」

――――そこで本日の危機が訪れた。

185: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)10:12:32 ID:NxZVmT20u
S子「なんなんですかー(`・ω・´)」
オレ「い、いやいや……w」

S子「オレさんおもしろーいw(・∀・)」
オレ「は、ははは……ww」
チラッと、目線を下に提げる。

S子の魅力的なスカートと、そのスカートから伸びる黒ストッキングの足を見る。
ふっくらとした健康的な太もも、ただふと過ぎずスラッと綺麗なラインを描く足。

股の所に手を置き、モジモジとしているその仕草(やましい事してないよ)

にしても、本当に綺麗な足だ。
ストッキングのしたの足も、肌の様に白く綺麗なんだろう……。

S子「もー!オレさん何見ているんですかっww(´∀`*)」
顔は照れ臭そうに笑っていたよ。
俺も笑いながら「へへっ」って思っていた。

恥ずかしがるように、S子が左手で俺の右肩を押した。

正確には、右肩をS子の左手がすり抜け、背中へ流れたのだが。

オレ「えっ( ゚д゚ )」

途 端 、 視 界 が 暗 転 し た 。

186: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)10:15:52 ID:NxZVmT20u
右肩に強烈に重いドロッとしたような、
ズズッと車で100キロ以上出した時のGが掛かっているような、

妙な感覚が右肩を襲った。

暗転する視界が空を映し出す。

ボーッとオレが眺めていると、係員らしき人が走って来て何か声を上げてる。

その横でS子が「オレさん!オレさん!」って叫んでいた。

オレは地面に吸い寄せられるかの様に肩を持って行かれ、
起き上がりたくとも力が入らず、声も出ず。

オレ(これ金縛り?)
多分違う。
押さえつけられると言うより、そこに体の感覚が無いのだ。

S子「オレさん!オレさん!」
オレ「は、ははは……(´∀`;)」
俺は妙に冷静に、ただS子の顔を見て元気が出る様に笑う。

係員は容赦なくバケツの水を俺にかける。
溺れかける。


――気が付けば、病院に居た。

親父「起きたか!」
親父が俯いてて、俺が目を開けた時「(゚∀゚)」と嬉しそうな顔をした。
ああ、迷惑かけたんだなーって申し訳なく思った。

S子「……(´;ω;`)」
その横に、S子が泣きそうな顔で少し浮いて立っていた。(10cmぐらい)
ちょっと怖かった。

175: 名無しさん@おーぷん 2014/07/31(木)08:59:44 ID:bC5sAWkgy
今北

ネトゲはなんてゲーム?

187: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)10:18:56 ID:NxZVmT20u
切の良い所で、休憩するよ。

>>175
たぶん、分かる人は分かるんじゃないかな?
一応伏せておくよ。

因みに俺も社長もニトも専門も、皆現役。
強いて違うところを言えば、ニトが増えたことだ(ゲフンゲフン

188: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)10:51:37 ID:NxZVmT20u
再開する。

お医者様がきて「熱中症でしょう」と言われた。
園の人たちで応急処置し、救急車で運ばれてったそうだ。

医者「熱も下がり、汗も出てるし安心でしょう」
そう言うと、医者は出て行った。

親父は、恐らくS子と会っているからだと、言いたそうなことを沢山言って来た。
少し頭に来たが、親心で行っていると思うと、何も言えなかく、ただ黙って聞いた。

その後ろにS子が居たが、S子は怒るよりも、申し訳なさそうな顔で俺を見ていた。

親父「●●(親戚)に電話した、すぐに北海道に行くぞ」
オレまさかの東北旅行決定。
拒否権はなさそうだった、ちなみに確認したのか数珠のことを知ってた。

オレ「……ちなみに、その子が今そこに居るんだけど」
親父のバッと、驚いた顔を今でもよく覚えてる。
同時に、凄く怒っている様な、怖い顔をしていた。

親父「……どこに居る?」
オレ「もういないよ」
嘘だけど、ほどなくしてS子は親父の顔を見ると廊下へ出て行った。
小さくだけど、頭を下げていたと思う。

病院の方は点滴が終わったら家に帰っていいと、言われた。
親父とオレは先生に頭を下げた。

その日S子に会うことはなかった。

189: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)10:55:57 ID:NxZVmT20u
家に帰宅してから、親父は「明日詳しく話す」と言うと自室に入って行った。
久しぶりに本当に怒ってる親父を見たと思う。

部屋の中からは、親戚に電話しているだろう親父の声がしていたが、
盗み聞きする訳でもなく、俺も自室へと戻っていった。

ベットに横になり、S子を考えた。

怒ってるだろうか、なんで庇ってあげられなかったのか。
気に病んでいないだろうか、どこかで泣いていないだろうか。

なにより「もう会えないのかな」と思うと、自然と涙が出てきた。
すごく苦しかった。

そんな気持ちを紛らす為に、俺はパソコンへと向かった。

190: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)11:03:05 ID:NxZVmT20u
専門「オレさーーーんwwwwwwこんばんわーwwwww」
専門は謎テンションだった。
後に知ったけど、その日は専門の誕生日だったらしい。

二ト「うっせーな、ガキ」
社長「まあまあ、二人とも^^:」
速攻でニトがツッコミを入れ、社長が宥めていた。

オレ「いやー、ちょっと病院に行ってまして」
専門「あれ?もしかして熱中症ですかー?」
専門は意外に勘が鋭い奴だった。
どうでも良い事を結構鋭く当ててくるタイプ。

オレ「……そうなんだけど」
専門「あー、幽霊絡みもありそうですねー……詳しく教えてくださいよ、旦那〜」
オレ((# ゚Д゚)うぜぇ……!!)
ぶっちゃけ主っきり机を蹴飛ばしてた。
それを聞えたのか専門の口調は大人しくなった。

社長「……なにがあったか、話してくれるかな?」
ニト「そうだぞー、相談ぐらい乗ってやるよ」
専門「そうですよ、教えてください」

オレ「実は……」
今日あったことを話した。

夢の中の守護霊のこと、数珠のこと、植物園言ったこと、
最初のS子のチカラ、花を見たこと、S子に叩かれてからおかしくなったこと

ニト「が、ガチすぎるわ……w」と苦笑いしていた。
専門は唸りながら何かを考えていたようだ。いや、言いづらかったのかもしれない。

俺が少し頼りにしていた社長は一言。

社長「親父さんの言う通りにしなさい。」とだけ、言った。

191: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)11:09:07 ID:NxZVmT20u
専門「でも、憑かれてる訳じゃないし、オレさんの話的には悪い霊じゃないんじゃないですか?(・∀・)」

ニト「とは言っても、除霊できるならするべきじゃないか?('A`)」

社長「私もそう思う。同時に、今回病院に運ばれるような事態になったのだから、真剣に考えなさい(`・ω・´)」

オレ「ですよね……(ヽ'ω`)」

専門「ただ、思うのですが――」

専門の言葉に全員が集中する。

専門「オレさんに、祓う意思がなきゃ失敗しませんか?(・∀・)」

ニト('A`)「は?オレは祓う気あるんだろ?」
長(・ω・)「そうだよね、オレ君?」

オレ「…………実は、一緒に居たいと思ってる」
ようやく、俺は”S子とどうなりたいか”を初めて口にした瞬間だった。

192: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)11:15:39 ID:NxZVmT20u
ニトが「ばかじゃねーの?」と速攻だった。

ニト「身体的に影響出てて、ご家族さんも心配してくれてるんだぞ。
 お前はもう少し自分を大切に考えたらどうなんだ?
 それに俺だってテメーの相談に乗ってやってたんだぞ。

 確かに幽霊と仲良くなってるお前とか思い浮かべたら面白かったけどよ、
 お前の身体が駄目になるようなら、俺は其処まで望んじゃいねーよ。

 てか、お前お祓いしろよ、メンドクセー奴だな。それだけだろ?

 それにな、お前がそう感情を抱いている相手は”幽霊”だからな。
 お前や俺が住んでる世界じゃねーんだよ、ボケ。
 二次元に恋する系のオタク野郎か、気持ちワーナ。いや、お前の場合はもっとヒデーよ
 何お前はその子の為に死ねるの?死んで会いに行けるの?

 もっと自分が味わった状況を考えろよks」

DQN口調で、ニトは俺をまくし立てた。

社長「ニト君、少し黙れるか?(#^ω^)」
苛立った声で社長は言う。

ニト「え、ああ?」
社長「ニト君は優しいから、そう言うのかもしれないが」
ニト「きれいごとですよ、綺麗事」
社長「……そうだな、ただ言っちゃいけない事も言ったから気を付けろ」
ニト「うっせーな、昔から口は悪いだよ」

社長「 黙 れ 話 を 聞 け 」
ニト「 嫌 だ 、 糞 社 長 」

193: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)11:26:05 ID:NxZVmT20u
何故かバトルが始まっていた。

ニトに口のきき方を直せと、社長が怒鳴り。
ニトはお前の態度が偉そうだ、と社長を怒鳴り。

専門と俺は何も言えず、いや、止めようと苦笑いしてたけど、二人の闘いは凄かった。
ニトの音割れ怒鳴りボイスは凄かった。

専門「お前ら本当に煩いwwww何熱くなってるんだよwwww」
そこに油を注ぐかのように登場したのは、専門の爆笑した声だった。

専門「喧嘩するなよwwwwww」
社長「……ふむ」
ニト「んだ(゚Д゚#)ゴラァァァァァァァァァァァァア!!」

専門「貴方たちが喧嘩して決めた所で、無駄って分からないのですか?」
社長「ふむふむ……」
ニト「ああ゛《゚Д゚#》ゴラァァァァァァァァァァァァア!!」

専門「もうオレさんは、この話をこの会議チャットに持ち込まないでください。」

専門が、あのウザイ性格ながら、怒鳴りはするがニトも認めている長所を発揮していた。

『決断と切り捨』てが、何より早いのである。

300m掛かった装備も使おうとか考えず、速攻転用し、壊れても「ははは、壊れた」で済ませれる人なのだ。

チーム内でも揉め事があり、専門が仲裁に入るが。
ニトや、俺、骨顔さんが、マスターや他の役所持ちが来るまで待ちましょうと言う中、良くも悪くも一人で解決しようとする。

凄い場合はマスターに許可なく、メンバーを追放するようなこともする。

仲良こよしチームで唯一、残虐無比な性格している一面を持つのだ。
なお、チーム内で一番怖がられて居ると思う。揉めると面倒だし、ウザイし。

194: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)11:30:09 ID:NxZVmT20u
専門「もう一度いいますよ?」

専門「もうオレさんは、この話をこの会議チャットに持ち込まないでください。」

こう言う、言い方をしなければ、間違いなく専門のオレの中での株は上がっていた。

結局、ニトも社長も落ち着きを取り戻し、互いに「さっきは」と謝り合ってた。
なお、専門がヤバイぐらい、社長とニトに怒られてた。

専門「……誰か怒れる人が居てよかったですね(#・∀・)d」

ニト「うんだと《゚Д゚》ゴラァァァァァァァァァァァァア!!」

やはり、専門……お前、惜しいよ……本当におしい……。

社長「今回はすまなかった。とりあえず、相談は個別チャットで受けるよ」
ニト「はぁはぁ……そうだな。まあ、祓ってもらって来い」
専門「俺には個別に話を教えてほしいなー」

ニト「もう怒る気も失せたわ……(# ゚Д゚)はぁはぁ」

195: 名無しさん@おーぷん 2014/07/31(木)11:30:14 ID:Hwvgbf7er
ニートのニートたる所以がわかった感じだな

196: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)11:35:30 ID:NxZVmT20u
専門が個別チャットで、こう言って来た。

専門『多分、俺さん、S子さんのこと好きになってますよ(・∀・)ニヤニヤ』

オレ『ウンな訳ww(*^ω^)』

専門『好きだと、怖い物も、酷い物も、許せるんですよ♪(・∀・)』

オレ『……そうなの?』

専門『ただ……幽霊じゃなければねー、お祓いは免れませんよ。
 でも、どうしても……って言うなら止めません。』

専門『で す が 、 彼 女 の 幸 せ を 考 え て あ げ て 。』

専門『もっともお祓いが、彼女の幸せな気もしないけど。』

何となく、俺の頭の中に深く突き刺さった。

197: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)11:37:10 ID:NxZVmT20u
その後、なんでそう思えるのか専門はこう言い締めくくった。

専門「俺も彼女にはそう言う感情を抱くので」

何故か、とても説得力を失った。

お前女ったらしだろうが……
ちなみにチーム内のリアル女が何故か専門を好きらしい。
何故こういう奴がモテるのだろうか。

199: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)11:49:00 ID:NxZVmT20u
S子に出会って5日目。

その日の夢は、怒男も呆れた様に「(´Д`)ハァ…」と言う顔をしていた。
なんでそう言う顔をしているかは、直に分かった。

ただ、今日の場面は怒男が門の前に立ち、「あれあれ(´Д`)ハァ…」と指さしていた。

バッと、目が覚める。
頭にピリッと電気が走る。

そ の 日 、 S 子 は 家 の 前 で 体 育 座 り  し て い た 。

足を寄せ、膝にデコを当てて、太ももの下に手を回し。
俯いていて髪の毛が顔を隠している。ただ泣いているように見えた。

S子は、我が家の門に背中を向けて座っている。

朝5時頃だったと思う。俺は迷わず外へ飛び出した。

202: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)11:54:59 ID:NxZVmT20u
S子「オレさん(´・ω・`)」
オレ「(・∀・)!」

S子「(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: 」

S子は俺の顔を見ると、どこかにすーっと消えて行った。
歩くように道路を歩き出して、消えて行った。
いや、本当に空気に溶け込む下の様に薄くなって消えて行ったんだよね。

オレは酷く悲しい気持ちになった。

ただ、こんな朝から叫ぶにも、叫ぶにしても相手は幽霊だ……。

俺は自身の声を抑え込み、家へ戻るしかなかった。

204: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)12:01:45 ID:NxZVmT20u
朝、親父と遭遇。

親父「その子でも来てたのか?」
オレ「うん……」
親父「参ったな……憑りつかれてるじゃないか」
オレ「それは無いと思う」
とは言うも、親父は聞く耳を持たなかった。

そして、北海道へ向かう話になった。

親父「オレはついていけない。だから、お前だけ行って来い」
予定は来週らしい。
それまで出来るだけS子には近づかず、家の中で大人しくして居ろと言われた。

バイトが来週から始まるはずだったが、急きょ延長してもらった。
夏休みに調子こいてオーナーと俺で学生を雇いまくったのが幸いして、かなり長く貰えた。

205: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)12:06:06 ID:NxZVmT20u
で も さ 。
俺 が 我 慢 で き る わ け が 無  か っ た 。

今すぐにもS子に会いたかった。

それも分っていただろう、親父は、親戚たちは、俺にあることを隠していた。

201: 名無しさん@おーぷん 2014/07/31(木)11:54:43 ID:RktC84i1h
いつも思うんだがこういうの書く時には結論から書いた方がいいと思うの

206: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)12:08:14 ID:NxZVmT20u
昼飯食べてくるわー

>>201
オカルトな話だし、ありきたりな話だ。>>1でも言ったけど。
で大体分かる人は分かると思うよ、オチは。

211: 名無しさん@おーぷん 2014/07/31(木)15:28:31 ID:YgbwFNBV8
S子の妄想で抜いたりしねーの?

213: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)16:32:35 ID:NxZVmT20u
すまん、体調崩したみたいで頭が痛い。
怠さもやばい。
もう少しよくなったら続き話します。

>>211
そりゃ……ねぇ……。
この先見ていれば分かるよ。

214: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)18:09:15 ID:NxZVmT20u
>>204の続き。

その日は、家から出ずに只管ネトゲしていた。気が付けば午後8か9時だった。
まあ、いつものことだ。

ネトゲはしていたが、その頭の中ではS子のことばかり考えていた。

一体なぜ、家の前に居たのか。
何で何も言わずに消えたのか。
オレはS子になって言って上がればいいのか。

まだ短い間でしか会ったことないけど、あの笑っていたS子の顔を思い出すと、凄く愛しいと言うのかな、
今すぐにでも会いたい!って変な気持ちになった。

ニトとオレと他メンバーで高難易度()なクエストをやっていた。
ただ、ニトが俺の異変に気が付いたらしく。

ニト『どうしたんだ、死に過ぎだぞksが(´・ω・`)』
まさかの暴言に俺は面を喰らったが、微かに元気になった。

オレ『S子が居なくなっちゃったのかもしれない』
ニト『そりゃ、良かったんじゃないのか?』
オレ『どうなんだろう……よくは無いと思うんだ』

ニト『それは、また…メンドクさ(´・ω・`)』
オレ『S子に会いたいよ……』

ニト『俺の考えは、やっぱりS子と関わるのは反対だわ』

オレ『うん……』

ニト『ただ、実行するのはオレじゃないし、オレは正直どうでもいい』

ニト『……もういいや、お前が好きにやりたいようにやれば?』

冷たい突き離すような言い方だったけど、オレは目覚めた。

215: ◆Jv4G8upKnw 2014/07/31(木)18:16:30 ID:NxZVmT20u
オレ「翌日会いに行こう。見つけよう……」
俺は強く決意多。

その夜は、社長から個別でチャットが来ていた。
本格的にお祓いを勧めてきのである。

ただ、家の方でお祓いすることになったと伝えると、良かったと笑っていた。
もちろん、明日、S子を探しに行くとは言っていない。
言えば、迷惑や面倒事になると思ったからだ。

専門は、その日は会議チャットの方に顔は出さなかった。
ニトや社長とは距離を置いて、他メンバーとクエストに出かけていた。
たぶん、昨日事があってだと思う。

ちなみに、ニトも社長も、専門には個別で謝ることにしたらしい。
専門の態度や言い方には腹立たしいが、そうなるのも無理が無い、と言うのが社長の見解だった。
ニトは、「まあ形だけでもー、一応チームメンバーだしー」と謎のデレを見せていた。
たぶん社長がニトをおだてて、ついでに謝ることを勧めたのだと思う。

専門の方も、オレに『謝んなきゃ駄目かな?』と相談してきた。
俺は『その方が良い』とだけ言った。
専門からは『(´・ω・`)』の返答以外、何も来なかった。

そんなこともあって、俺は何だかチームに居るもの辛くなり、いつもより大分早く(とは言っても、ここ最近は早かったけど)
ログアウトし、眠りについた。

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