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source: http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1047906776/

797: 1/2 03/03/29 22:05
小さい頃に本で読んで怖いと思った話です。
文章力が拙いので上手く伝わるかどうか分かりませんが、暇つぶしにでもなれば嬉しいです。


あるタクシー運転手が深夜に一人の女性を乗せました。
俯いたまま一言も喋らない女性に、運転手は内心「妙な客を乗せちゃったなあ」と思っていました。
しばらく走っていると、何も無いような暗い林沿いの道で突然
「ここで止めて下さい」と女性が言いました。
「えっ、ここでいいんですか?」「家がこの近くなので」
「この辺は街灯もあまり無いから暗いですよ」「大丈夫です」小さな声で女性は答えました。
そう言うのなら、と思い、運転手はその場に車を止めて女性を降ろしました。
女性はタクシーから降りるとそのまま暗い林の中に消えてゆきました。

ああは言われたものの、こんな暗いところに女性一人で降ろしてしまって本当に良かったのか。
その思いが運転手の心には引っかかっていました。
『家が近くだと言っていたけれど、この辺りに民家なんてあったかなあ。
乗っている間もなんだかずっと様子が変だったし・・・』俄かに不安を感じた運転手は、
車から降りてこっそり女性の後をつけていきました。
すると少し歩いたところに木々が開けた場所があり、そこに小さな木の小屋が建っていました。
どうやらそこがその女性の家だったらしく、女性が家の中に入っていくのが見えました。
それを見届けた運転手はほっとして車に戻ろうとしましたが、
その時彼の心にふと好奇心が芽生えてきました。
『こんな寂しい所に小屋が建ってるなんて知らなかったな』そう思いながら、
運転手は小屋の中に居る女性に気付かれないよう、静かに家の裏手までまわってみました。
そこで彼は、家の裏の壁に小さな穴がひとつ開いていることに気付きました。
いけないと思いながらも、好奇心に促されるまま、
運転手はその穴に顔を近づけて、小屋の中を覗いてしまいました。

すると、壁の向こう側には一面、真っ赤でした。
『天井も床も真っ赤だ』気味が悪くなった運転手はすぐに覗くのを止めて
慌てて来た道を引き返しました。

798: 2/2 03/03/29 22:06
翌日、彼は昨日の妙な女のことを同僚の運転手に話しました。
すると、同僚は驚いたような顔をして「その女の人なら、俺も乗せたぜ」と言ってきました。
「本当か」「ああ、俺の時も何も無い林道でいきなり下ろしてくれって言ってきたよ。
あの辺暗いから大丈夫ですかって聞いたんだけど、構わないって言ってた」

そこまで話して、同僚は思い出したようにこう言いました。
「あ、あの人さ、目が真っ赤に充血してただろ」
そこで運転手は初めて、部屋が赤かったのではないということに気がつきました。

コメント

コメント一覧

    • 1. なんっつうか
    • 2016年07月11日 20:51
    • 有名な話のパクりっつうか
    • 2.  
    • 2016年07月14日 10:58
    • (覗き穴から)チラチラ見てただろ
    • 3. 青い流れ星
    • 2016年10月24日 19:36
    • ※1
      女の人が帰って行ったのはマンションだったね
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