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903: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/11 14:27
今、フラッシュバックのように急に思い出した体験談を書きます。



あれは僕が小学生だったころの、暑い夏の夜でした。
夏休みということで、いとこが家に泊まりに来ていて、
その日は墓場に肝試しをしに行こうという話になりました。

もちろん親も同伴でした。
墓場に到着し、親はこう提案してきました。
「一番最初に墓地の一番奥の墓石にお線香をあげてきた子に500円あげる。」と。
当時の僕らにとっては500円はとても大金で、
他の子はしり込みしているのにもかかわらず
欲深かった僕は率先して墓地へ一人で入っていきました。


904: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/11 14:27
墓場はそれほど大きくはなく、街中なのでまぁ明るい場所でした。
すぐに最奥の墓石が見え、一瞬安心した後、
心臓が縮み上がる感覚に襲われました。

墓石の背後の竹林からこちらを見つめる一つの目。

そこだけ妙に暗がりがひろがっていて、
相手がこちらを見ていること以外の情報は窺えませんでした。
僕は当時から無謀な性格だったようで、
得体の知れない存在と500円を天秤にかけたところ、500円の方が重かったのでした。
じりじりと墓石に近づき、竹林に目をやらないように線香をあげ終え、
ふと…竹林を見てしまったのです。

そこには、先ほどとかわらず誰かがいる。
近づいた分相手の姿がはっきりと見えてしまいました。
竹から1/3ほど顔を出し、こちらを覗いている男。
恐怖よりも違和感を先に感じました。
竹で隠れている部分の面積が、明らかに不自然だったのです。
隠れている顔の方が、竹よりも幅があるはずなのに、
見えているのは1/3だけ……

その事実に気付いた瞬間から、記憶がありません。
ただ、後で母親に聞いてみたら、僕は別にかわった様子もなく
墓地の奥から歩いてきて、「線香あげてきたよ」と一言告げたそうです。


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