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295: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/17 17:47
あれは忘れもしない10年前の夏の夜のことです。



当時私は仕事に追われ、毎晩終電で帰る毎日でした。
その日も終電で最寄の駅に降り、2km離れた社員寮まで歩いていました。
いつもは少し回り道してコンビニに寄ったりするのですが、
その日はそんなことは考えずに、自然に寮の方に歩いていました。
ふと気が付くと見渡す限り、私以外に人影はありません。
ちょっと気味が悪かったのですが、道には街灯もありますし、
少々ビビリながらも足早に歩いていたように記憶しています。

その道は150m程度の直線道路で、歩道は片側にしかないため、
私も当然のように歩道を歩いていたのですが、
それは突然私の目に飛び込んできたのです。
前方100mに白い服を着た女性・・・
私の瞳は時間が止まったかのようにその女性を見据えたままです。
寮へと急いでいるはずの足は固まっています。
「ゆ・幽霊?おいおいマジかよっ!」私は独り言を呟きました

296: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/17 17:48
しかし、私の心配は次の瞬間打ち消されました。
よく見てみると50歳位のおばさんのようです。
「なんだ・・・人間じゃん!当り前か(笑)」←これも独り言
安堵し、先程まで固まっていた足も再び歩みを始めたその瞬間・・・
なんと、その女性は進行方向である私に向かって急に走り始めたのです。
しかも「キャハハハハ・・・」と叫び、右手をガードレールに触れながらです。
完全に意表を突かれた私はパニック状態になり後ずさりしました。
そして彼女との距離が10mになった時、私の恐怖は最高潮に達しました。
しかし逃げ出したいのに足がすくんで動きません。
私はガードレールとは反対側の壁に背をつけて、
彼女の走りを邪魔しないようにへばりつきました。

彼女との距離5mのところで私に気づいたのか、彼女は立ち止まりました。
もちろん視線は私の瞳を捕らえて離れません。

297: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/17 17:49
「・・・・・・・・・・・・・・・」
その間数秒、私に満面の笑みを投げかけたあと
先程と同じ様に「キャハハハ・・・」と叫びながら私の横を走り抜けていきました。
彼女が走り去った後も彼女の後姿を凝視していましたが
気を取り直して寮に帰るべく、どっぷりと冷汗をかいた背中を気にしながら
彼女は夢遊病者?それともちょっと脳の弱いヒト?などと考えつつ
寮の前に着きました。
この恐怖体験を早く同期の連中に話してやろうと、呼鈴を鳴らすも
何故か誰も出てくれません。
通常は管理人さんがいて、玄関の鍵を開けてくれるのですが
何度呼鈴を押しても出てこないんです。
少し焦ってきたその時、思い出したくもない声が遠くから聞こえます。
「キャハハハ・・・・」
「おいおい!戻ってきたのかよ!」

298: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/17 17:49
この時はさっき遭遇した時よりもビビリましたが、彼女は私の前に
再び姿をみせることはありませんでした。
どうやら寮とは違う方向に曲がったようです。
そうこうしているうちに管理人さんが鍵を開けてくれたのですが
人生で一番ビビッた記憶です。
幽霊も怖いですが、狂った?人間の方が怖いですね。

長文で引っ張り駄文で申し訳ありません。

コメント

コメント一覧

    • 1. 名無し
    • 2016年12月11日 22:34
    • 狂った人間は物理で対処可能だから
      霊現象より楽やろ
    • 2. 2
    • 2016年12月12日 17:12
    • 生きてる人間(狂った人間)の方が怖いに決まってる。
    • 3. ひでえ
    • 2016年12月12日 17:54
    • その程度でフリーズするようでは
      生きてる相手にも死んでる相手にもやられちゃうよ?
    • 4. 誤魔化した
    • 2016年12月21日 05:21
    • キャハハハ・・・(あっ、人居た。 は、恥ずかしー!) キャハハハ・・・(泣)
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